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入国の手続きをする人々
この壁の向こうはモーリタニア
とても簡素な国境
車内は椅子が取り外され、床に皆で座る
西サハラの街で一泊し、翌日の朝、ヒッチハイク
ができると載っていた場所へ向かった。
着いてみると、大荷物を持った現地人の姿があり
皆がここからモーリタニアへ向かおうとしていた。
公共の移動手段はないと書いてあったが、
乗り合いタクシーが走っていて、
人数が集まれば出発。
これで一安心。
モロッコからモーリタニアに向かう情報が
あまりなく、ゆういつ見つけたのは、
まず西サハラの街に行き、
そこからは公共の移動手段がないので、
ヒッチハイクをしてモーリタニアへ
入国しないといけないらしい。
まだ旅の初心者、これはいきなりハイレベルだなと、心配と楽しみが入り混じる。
ヨーロッパとは違い、すごく旅感があるし、
どちらかというと冒険だ。
北アフリカの西サハラに存在する
亡命政府。
スペインの領有権放棄後、
西サハラにおいて
独立国家樹立を目指す武装、政治組織
ポリサリオ戦線によって、
1976年に隣国
アルジェリアにて亡命政権として
結成された。
国連には未加盟であるが、
アフリカ連合には
1982年以降加盟している。
2016年現在では84の国連の
加盟国が国家として承認しているが、サハラアラブ民主共和国が
主張する領土(西サハラ)は
モロッコが領有権を主張しており、
実行支配している。
Saharawi Arab Democratic Republic
サハラアラブ民主共和国
الجمهورية العربية الصح
راوية الديمقراطية